こんにちは、こうすけです。
2020年11月に県民共済住宅で建てた家が完成し、現在は新居で生活しています。
今回はWeb内覧会の第7回、洗面所編です。
今回の記事は、
- 洗面所の間取り・設備に悩んでいる
- スムーズな洗濯動線にするにはどうすればいいか悩んでいる
- 洗面所の収納をどうするか悩んでいる
といった方向けの記事です。
我が家の間取り図や工夫した点をご紹介しますので、ご参考になれば嬉しいです。
それでは、Web内覧会スタートです。
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【Web内覧会】3.9畳の洗面所
我が家の洗面所は3.9畳で、収納スペースを多めにとりました。
本当は洗面所と脱衣所を分けたかったのですが、他とのバランスが悪くなり断念。
洗面所の設備・収納は次のとおりです。
県民共済住宅の標準品&オプション品
- LIXIL MV 90cmの洗面台(標準)
- 実寸76cm幅の可動棚×2
- TOTO洗面所暖房機(オプション代54,300円)
- マグピタボード(オプション代不明)
- 窓90cm×60cm(標準)
- ウッドワンの扉・鍵つき(オプション代3,900円)
- フロアタイル(標準)
- 天井(標準)
- 壁紙(標準)
あとは持ちこみで、
持ちこみ品
- 75cm(幅)×144cm(高さ)×41cm(奥行き)のチェスト(可動棚の1つに設置)
- 90cm(幅)×174.5cm(高さ)×47cm(奥行き)の棚
- 洗濯乾燥機
- ふんばるマン
- 防水シート
- 簡易物干し
- タオルバー
を設置しています。
収納スペースをかなりとったので、まだまだゆとりがあります。
県民共済住宅の標準品とオプション品
LIXIL MV 90cmの洗面台(標準)
LIXILのMVは予想どおり周りに水が飛びづらく、使い勝手がいいです。
幅90cmなので広いわけではないですが、横に棚(猫トイレつき)を置いているのでまったく困りません。
実寸76cm幅の可動棚×2
可動棚は1つは棚4段、もうひとつは棚2段にし、チェストを置いています。
チェストはフィッツプラスメッシュという商品の白です。
TOTO洗面所暖房機(オプション代54,300円)
洗面所暖房機は、冬に大活躍でした。
冷風、乾燥機能もついているので冬以外も使えます。
マグピタボード(オプション代不明)
洗面台横はキッチンパネルを予定していましたが、契約後にマグピタボードへ変更してもらいました。
マグネットで好きなところにタオルバーをつけられます。
子どもが自分で手をふくようになったら低い位置にもつけられるで便利な予感。
窓90cm×60cm(標準)
窓の前に洗濯乾燥機を設置。これが大正解でした。
洗濯乾燥機はよくホコリがたまるので、定期的にきれいにする必要があります。
引越し前は窓がなかったため暗くて見えづらかったのですが、いまは窓からの光でよく見えます。
ウッドワンの扉・鍵つき(オプション代3,900円)
扉はウッドワンの引き戸にしました。
標準だと鍵がつかないので注意が必要です。
フロアタイル(標準)
床は白のタイル。白は清潔感があって気に入っています。
ただ髪の毛などが落ちているのが目立つので、こまめな掃除が必要です。
天井(標準)
天井は県民指定で、吸湿性にすぐれた素材。天井に小さな穴がたくさん空いていて、あまり見慣れない素材です。
大工さんいわく、「つけた後にがっかりする人もいて、好ききらいが分かれるデザインですね」とのこと。
ここに注意
ただし、クロスのほうが吸湿性は落ちるのでご注意ください。
つづいて、洗濯動線について考察していきます。
【平均1時間】1日あたりの洗濯に使う時間
我が家の洗濯動線をご紹介する前に、1つ質問です。
あなたは1日に、どれぐらいの時間を家事に使っていますか?
コズレ子育てマーケティング研究所のアンケート結果によると、料理、掃除、洗濯にかける時間は平均4.4時間。
そのうち洗濯にかける平均は1.2時間で、71.5%の人が1時間と回答しています。
多くの方が、思ったより長いなと思ったのではないでしょうか。
僕も思いました。
そこで洗濯にそんなに時間がかかるのかなとシミュレーションしてみたのですが、やはり1時間ぐらいかかりそうなことがわかりました。
- 洗濯機をまわす2分
- 洗濯機から洗濯物をとりだし、ベランダで干す10分
- とりこむ3分
- たたむ10分
- 各部屋にしまう5分
これで合計30分。1日2回洗濯するとちょうど1時間、3回だと1時間30分です。
我が家はそんな洗濯の時間を短くするべく、洗濯動線を意識した家づくりをしました。
【1日30分】時短できる最強の洗濯動線
いろいろ工夫した結果、1日1時間かかる洗濯を、我が家は半分の30分にすることに成功しました。
1日に30分節約できると、1年だと182.5時間の節約になります。
30分短縮できた秘訣は、家電と洗濯動線です。
我が家の洗濯の流れは次のとおりです。
- 洗面所のカゴに洗濯物をいれる
- 洗濯乾燥機にかける
- パジャマやバスタオルは洗濯乾燥機から出して棚に置き、夜そのまま使うor洗面所のチェストにしまう
- 服、くつ下などはファミリークローゼットにしまう
これをさっきのシミュレーションと比較すると、
- 洗濯機をまわす2分→2分(同じ)
- 洗濯機から洗濯物をとりだし、ベランダで干す10分→1分
- とりこむ3分→0分
- たたむ10分→10分(同じ)
- 各部屋にしまう5分→2分
なんと、ちょうど半分の15分になりました!
2回洗濯しても30分の時間ですみますね。
洗ったパジャマやバスタオルをそのまま使うというのは賛否両論あるかもしれません。
【1日30分】時短できる洗濯動線実現に必要なもの
この方法を実現するために、次のようなものを用意しました。
- 洗濯乾燥機または洗濯機+乾燥機
- 棚、チェスト
- ファミリークローゼット
洗濯の時間を短くするには、洗濯乾燥機が必須です。
我が家はオール電化のため洗濯乾燥機ですが、ガスの方であれば乾太くんが人気がありますね。
参考
ただ、乾燥機にかけられない服もあるので、子ども服などはとりだして物干しにかけています。
とはいってもそんなに数はないので、お風呂場のドア枠にとりつけた簡易物干しに干しています。
つづいて、可動棚とチェストです。
洗濯乾燥機の目の前に設置し、パジャマやバスタオルを直で置いています。
そして、お風呂場の横でもあるので、着替えに便利です。
この位置関係も考えて間取りを作りました。
ちなみにバスタオルやパジャマの替えももちろん持っていて、それは洗面所のチェストにいれています。
洗面所に大きなチェストがあるととても便利なのでおすすめです。
我が家は、
- タオル
- パジャマ
- 下着
- 子どもの服
などを収納しています。
これを買ったのは引越し前なのですが、それには理由があります。
このチェストにパジャマやタオル、下着をいれたまま引越したかったからです。
引越し当日はバタバタするので、着替えを探すのが大変です。
その点チェストにいれておけば必ず見つかるので、引越しが楽になるだろうと思い事前に買っておきました。
引越し当日にあわてたくない、という方におすすめの方法です。
チェスト自体がそんなに重くないので、引越業者さんの負担にもそんなにならなかったはず。
ここに注意
ただ注意点が1つ。
サイズをしっかり測るのを忘れないでください。
我が家が買ったフィッツプラスのサイズは、75cm(幅)×144cm(高さ)×41cm(奥行き)でした。
それに対し、入れようとしていた場所の幅が76cm。
計算上はぎりぎりいけるかなと思い購入しましたが、実際はかなりギリギリでした。
引越し業者さんに、「もう外れないかもしれないですけど、押しこんでいいですか?」と言われたのでOKし、無理やり設置してもらいました。
ずっと使うつもりなので気にしてないですが、サイズについてはきちんと確認しておくと安心です。
最後のポイントがファミリークローゼット。
ふつうは部屋ごとに服をしまっていると思いますが、地味にめんどうですよね?
服をしまう場所をまとめてしまおうという発想がファミリークローゼットで、これがとても快適でした。
洗面所からファミリークローゼットまでのたった5歩で、洗濯物の収納が完了します。
ファミリークローゼットの詳細は、【Web内覧会⑥】一家に1部屋【ファミリークローゼットのすすめ】をご覧ください。
【情報収集】あなたの家に合った洗濯動線をつくりましょう
間取りを工夫することで、自分たちにとって快適な空間を作ることができます。
間取りのアイデアを得るには、ブログやインスタをみるのがいいですね。
ですが1つ注意点としては、家を建てている方のほとんどは、僕自身も含め家づくりの専門家ではないということです。
たくさんのアイデアを詰めこんでいい間取りにしたつもりが、
- 住んでみたら日当たりが悪かった
- 地震に弱い設計になってしまった
- 隣家の視線が気になる
などが起きてしまう可能性があります。
なのでもう一歩踏みこんで、専門家が発信している情報もとり入れていきましょう。
具体的には、専門家である建築士の方のメルマガや本などを読むのをおすすめします。
トータルでいい家にするにはどうすればいいか、を学ぶことができます。
- 間取りで考える収納計画
- 後悔させない電気設備講座
- コストダウン20の方法
など、参考になる情報がたくさんあります。
ココがポイント
- いまなら登録無料
- メルマガ限定で「家づくりの教科書」という電子書籍も無料でもらえるので、さらにお得
つづいて本のご紹介です。
ここに注意
メルマガ特典の「家づくりの教科書」と重なる内容があるので、まずはメルマガから登録しましょう。
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最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
洗濯動線をなるべく楽にしたかったので、洗面所はかなり工夫した場所です。
自分たちの1日の行動をシミュレーションし、1番楽に洗濯ができる方法を探ったおかげで、1日30分も時短できたんだと思います。
今回の記事が家づくりの参考になると嬉しいです。
それでは、家づくりを楽しんでください。
【参考】我が家が洗面所で使っている商品一覧
参考に、我が家が洗面所で使っている商品を載せておきます。
気になるものがあればチェックしてみてください。
フィッツプラスメッシュ 7段 幅75cm(21,800円)
猫トイレ付き棚 幅94cm、高さ174.5cm(25,480円)
Panasonic洗濯乾燥機 NA-VX800BL-W(247,809円)
ふんばるマン(1,359円)
防水シート(3,680円)
tower物干し(3,300円)
towerマグネットタオルバー(2,200円)
スタッキングボックス・棚付き(2,780円)