こんにちは、こうすけです。
2020年4月に県民共済住宅で契約し、現在建築中です。
県民共済住宅で建てた人のブログやInstagramでは、人気オプションランキングをよく見かけます。
そこで例外なく挙げられているオプションが2つあるのですが、1つは「乾太くん」。もう1つが今回のテーマである「ミーレ食洗機」です。
大容量且つ高い洗浄力を誇り、日頃の食器洗いを力強くサポートしてくれます。
しかし、30万円を超える高額オプションなので、採用するか迷っている方も多いと思います。
今回は、ミーレ食洗機をいれるべきか迷っている、初期費用に加えて光熱費やメンテナンス費がどれぐらいかかるか知りたい、という方に向けて記事を書きました。
我が家ではミーレ食洗機は絶対にいれようと思っていました。ミーレの製品説明会にも参加し、実際の洗浄力を体感しました。
県民共済住宅の大人気オプション【ミーレ食洗機の特徴】
- 大容量
①60cm:12人分、84点
②40cm:7人分、51点
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鍋やフライパンなどの大きな調理器具も洗える
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高い洗浄力
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お箸やスプーン、フォークなどのカトラリー専用トレイがある
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ワイングラスを洗える(リーデルがミーレ食洗機を推奨)
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オートオープン乾燥(60cmのみ)
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静かな運転音(約45db)
ミーレ食洗機の人気の秘密は、大容量且つ高い洗浄力です。
日本製の引き出し型食洗機の場合、以下の可能性があります。
- 容量の関係ですべての食器が入らない
- 鍋やフライパンなどの大きな調理器具が入らない
そうすると、食洗機を使いながら手洗いも必要になってしまいます。
その点ミーレであれば、手洗いが不要です。
食器洗いの時間がなくなり、他のことに時間を使えます。
家族との時間が増えるのが魅力だったので、ミーレ食洗機は必ず入れようと思っていました。
しかし、注意点もあります。
注意ポイント
食器や調理器具を複数用意しないと、ミーレの魅力が半減します。
大容量なので1日分の食器をまとめて洗浄できますが、食器やフライパンがワンセットしかなければ、食事のたびに洗う必要が出てきます。
1日分の食器や調理器具を用意した方が、ミーレの性能を最大限に活かせると思います。
ミーレ食洗機をいれられる県民共済住宅のキッチン【相性あり】
県民共済住宅では、LIXIL、タカラスタンダード、クリナップ、ウッドワンの4社からキッチンを選択できます。
この中でミーレを入れられるキッチン、入れられないキッチン、入れられるけど相性が良くないキッチンの3種類があるので、それぞれ見ていきましょう。
ミーレを入れられるキッチン
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ウッドワン:スイージー
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タカラスタンダード:グランディア
ウッドワンとタカラスタンダードは問題なくミーレを導入できます。
我が家はウッドワンを選びました。
ミーレを入れられるけど相性が良くないキッチン
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LIXIL:リシェルSI
LIXILの場合、年末にショールームに行った際は公式には取り扱っていませんでした。
ミーレとハウスメーカーに相談し、入れられるか確認してください、という返答でした。
また、入れられたとしても配管に15cm程のスペースが必要との話でした。
我が家はリシェルSIのセラミックトップ/グレーズグレー仕様に一目惚れしていましたが、収納が少なくなることを懸念して断念しました。
再度LIXILのホームページで調べたところ、正式にミーレの取扱いが発表されていますね。
ただやはり配管スペースが必要で、ミーレ+30~35cmのスペースが取られるようです。
60cmのミーレ:90~95cm
45cmのミーレ:75~80cm
ミーレを入れられないキッチン
- クリナップ:ステディア
追記
記事を投稿した後、「2月からクリナップ でもミーレを入れられるようになりました」とコメントをいただきました。
ブログを見ると、クリナップでミーレを入れているケースもあるようです。
クリナップで検討している方は、ミーレを入れられるか相談してみてください。
我が家はクリナップのショールームに行き、ミーレは入れられませんと言われました。
45cmと60cmのどちらを入れるべきか
60cmがおすすめです。
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食器と鍋などの調理器具を一度に洗える
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オートオープン機能がある
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3Dカトラリートレイがある
一番のポイントは、オートオープン機能だと思います。
ミーレは夜中にまとめて洗うことを前提として作られていますが、乾燥機能がありません。
夜中だと洗った後にドアを開けることができないので、オートオープン機能があると便利です。
大は小を兼ねると思い、60cmを選びました。
ミーレ食洗機の導入金額
ミーレ60cm(定価)
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G6762SCViWO(オールステンレス):405,000円+50,000円=455,000円
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G6722SCi-CLSTWO(ステンレス):395,000円+37,000円=432,000円
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G6722SCu-BWWO(ホワイト):365,000円
ミーレ45cm(定価)
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G4720SCi-CLSTWO(ステンレス):328,000円+37,000円=365,000円
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G4720SCi-BWWO(ホワイト):298,000円
※選ぶ扉タイプにより金額が上振れします
導入金額は30万円~45万円となります。
ステンレスががカッコ良かったですが、60cmだと67,000円変わるので我慢しました。
ミーレ食洗機のランニングコスト
1回当たりの水道・電気代目安
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60cm:水道2.44円、電気22.9円
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45cm:水道2.19円、電気23.2円
食器洗い機用タブレット錠剤(公式、1回1錠使用)
- 3,740円(60個入)÷60日=62.3円/日
※1日1回洗浄することを想定
庫内洗浄剤/ディッシュクリーン(1,650円、年4~5回)
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1,650円×5回÷365日=22.6円/日
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軽い汚れ用
- 使用目安回数:4〜5回/年
庫内洗浄剤/インテンスクリーン(1,650円、年1〜3回)
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1,650円×3回÷365日=13.6円/日
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ひどい汚れ用
- 使用目安回数:1〜3回/年
カルキ除去剤/ディスケーラー(1,320円、年1〜3回)
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1,320円×3回÷365日=10.9円/日
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カルキ除去用
- 使用目安回数:1〜3回/年
(参考)フィニッシュ洗剤(1回2錠)
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フィニッシュ洗浄剤150個=1,300円
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1,300円÷150個×2=17.4円/日
- 公式の洗剤と比べると45.1円/日安い
庫内洗浄とカルキ除去については、その時の汚れ具合に応じてディッシュクリーン、インテンスクリーン、ディスケーラーを使えば良いようです。
特定保守製品の点検(製造後10年)
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技術料22,000円
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出張料4,000〜10,000円
- 修理を行う場合は別途修理費用
全自動食器洗い機であるミーレは、製造後10年で点検を受けることが法律で決められています。
故障が起きたら?サポート体制
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20年の使用に相当するテストを通過
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日本でのサポート体制あり
- 2年間の保証+3年・8年の延長保証あり(延長保証は有償)
高い製品なので、耐久性やサポート体制も気になるところです。
その点ミーレ食洗機は20年使える耐久性を備えており、国内にサポート体制があるので安心です。
保証は2年間ですが、有償で延長保証をつけることが可能です。
安くはない金額ですが、つけておくと安心かもしれませんね。
- 延長保証+3年:44,000円(8,800円/年)
- 延長保証+8年:77,000円(7,700円/年)
最後に
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
ミーレは導入金額も高いですが、買ってからもランニングコストがかかってきます。
ただその費用を考えても魅力ある製品だと思いますので、我が家では導入しました。
コロナの影響で定期的な製品説明会はやっていないようですが、店舗に行けば実物を見られるので、興味がある方は行ってみてください。
なお、予約が必須なのでご注意ください。