こんにちは、こうすけです。
2020年7月に子どもが産まれて、11月に県民共済住宅で建てた家が完成しました。
いまは新居に引越しをして、新しい家で子育てをしています。
現在家づくりをしている方、これから家づくりを考えようと思っている方で、我が家と同じように子育てをしている人たちはたくさんいらっしゃると思います。
テーマは寝かしつけです。
寝かしつけをうまくするには、寝室のドアは引き戸よりも開き戸がおすすめです、というのが今回の内容になります。
我が家は引き戸にして失敗しました。
赤ちゃんの寝かしつけや夜泣きに困っている方はぜひ注意していただきたいので、詳しくは本編をご覧ください。
また、記事の中では寝かしつけのポイントについてもまとめています。
もちろん僕が勝手に考えたわけではなく、マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方という本を参考にしました。個人差があるとは思いますが、我が家ではこの本の内容を実践したところ夜泣きがピタリと止まり、夜中に1度起きて授乳するだけですむようになりました。
うちの子には初日から効果があったので、ご参考にしてください。
詳しくは本編で解説していきます。
引き戸だと寝かしつけできない【3つの理由】
赤ちゃんがどうして寝ないのか、昼寝をしてもすぐ起きてしまうのか、夜泣きをするのか、その理由がわかると、引き戸がよくない理由がみえてきます。
結論としては、引き戸だと寝かしつけできない理由は次の3つです。
- 生活音が聞こえる
- 引き戸の音がうるさい
- 光がもれる
順番に解説していきます。
赤ちゃんが寝ないおもな原因は、音と光です。
引き戸の場合、開き戸とはちがい隙間があいているので、音と光がもれやすくなります。
また、最近の引き戸は勢いよく閉まらないように、ゆっくり閉まる仕組みになっています。
これは安全面ではいいのですが、ガチャッとかなり大きな音がしてしまいます。
せっかく寝かしつけたのに、この音で起きてしまいギャン泣き、ということが何度かありました…。
そして、音と同じぐらい重要なのが、光です。
多くの人は、寝るときは部屋を暗くして寝ていると思います。これはカラダが光を感じると、勝手に起きてしまうからです。
ものすごく当たり前の話をしていますが、とても重要な話なので読み飛ばさないようにしてください。
では、あなたが子どもを寝かせるときは、どうしていますか?部屋を暗くして寝かせていますか?
夜は寝室を暗くして寝かせているかもしれませんが、昼寝のときはどうでしょうか。
明るいリビングで昼寝をさせていませんか?
ドキッとされた方は要注意です。
それこそが赤ちゃんや子どもが寝てくれない、寝てもすぐに起きてしまう原因なのです。
実はついこの間まで、我が家もそうでした。
赤ちゃんなら明るくても寝るだろうと思うのは大まちがいで、赤ちゃんも暗くないと寝られないんです。
昼夜の区別がつく生後3ヶ月以降は、昼寝のときも部屋を暗くして寝かしつけることが重要です。
しかし、日中暗い空間で寝てもらうためには、引き戸はあまりよくありません。
廊下の光がもれて入ってきてしまうからです。
シャッターをして電気を消しても、廊下からの光が入ってきてしまうと真っ暗にはなりません。
じゃあ引き戸だと赤ちゃんを寝かしつけることは諦めなければいけないのか、というとそんなことはありません。
寝かしつけのポイントを押さえればきちんと寝てくれるので、詳しくは次の項目で解説していきます。
引き戸でも寝かしつけできる【3つのステップ】
本当は開き戸のほうが音と光を防げるので寝かしつけしやすいのですが、引き戸でもきちんと寝てくれるので安心してください。
我が家は引き戸ですが、この方法に変えてからはきちんと寝てくれています。
具体的には次の3ステップです。
- 赤ちゃんの活動時間をこえない
- 暗闇で寝かせる
- 授乳・抱っこしながら寝かせない
まず1つ目の、赤ちゃんの活動時間をこえないについてです。
赤ちゃんは月齢ごとに、機嫌よく起きていられる時間が決まっています。
それをこえて起きていると疲れすぎてしまい、どんどん機嫌が悪くなってしまうので注意が必要です。
目安はこんな感じです。
月齢 | 活動時間の目安 |
新生児〜1ヶ月 | 〜約40分 |
1〜2ヶ月 | 約40分〜1時間 |
2〜3ヶ月 | 約1時間〜1時間20分 |
4〜5ヶ月 | 約1時間20分〜1時間30分 |
6〜8ヶ月 | 約2時間〜2時間30分 |
9ヶ月 | 約2時間〜3時間 |
10ヶ月〜1歳2ヶ月 | 約3時間30分〜4時間 |
1歳3ヶ月〜1歳半 | 約4時間〜6時間 |
1歳半〜3歳 | 約6時間 |
4〜5歳 | 約5時間〜12時間 |
疲れたほうがよく寝てくれるのではないかと思う方もいると思いますが、赤ちゃんの場合は疲れすぎるのはよくありません。
活動時間をこえる前に寝かしつけるとはどういうことか、具体的に見ていきます。
たとえば生後6ヶ月の場合だと、活動時間の目安が2時間です。
2時間の30分前ぐらいに寝かしつけを始めると、活動時間をこえないのでおすすめです。
では、生後6ヶ月の赤ちゃんが朝8時に起きた場合で考えてみます。
8時起床
↓
9時30分寝かしつけ開始(朝寝)
↓
10時寝る
↓
11時30分起きる(睡眠時間1時間30分)
↓
13時寝かしつけ開始(昼寝)
↓
13時30分寝る
↓
14時30分起きる(睡眠時間1時間)
↓
16時寝かしつけ開始(夕寝)
↓
16時30分寝る
↓
17時30分起きる(睡眠時間1時間)
↓
19時寝かしつけ開始(夜寝)
↓
19時30分寝る
↓
朝までぐっすり
活動時間で考えてみると、理想的にはこのようなスケジュールになります。
ですが、ご覧いただいたとおり、かなりのハードスケジュールです。
これ通りにやると、外にも出かけられないですね。
この中で特に大事な2つを押さえておきましょう。朝寝と夕寝です。
寝ができると1日のリズムが整います。また、夕寝ができないと夜ぐずってしまうので、少しでもいいので夕寝をさせることが大事です。
1つ目のポイントをまとめます。
- 月齢ごとの活動時間をこえる前に寝かせる。
- 朝寝と夕寝が一番大事。
2つ目の暗闇で寝かせるは、1つ前の項目で説明したとおりです。
夜寝だけではなく、朝寝、昼寝、夕寝のタイミングでも暗闇で寝かせましょう。
外出中は暗闇にするのは難しいですが、通気性のあるブランケットをベビーカーにかけるなど、少しでも暗くするように工夫するといいですね。
3つ目の授乳・抱っこしながら寝かせないも、重要なポイントです。
子どもが声を出したり泣いていると、すぐに抱っこしたり授乳したりして、泣き止ませようとしてしまいますよね。
しかし、これらの行動は赤ちゃんの寝かしつけには逆効果なんです。
赤ちゃんが自力で寝る力をうばってしまっているんですね。
赤ちゃんは親の力で寝かせないといけないと思いがちですが、お腹にいるときは1人で寝ていたので、もともと自力で寝る力が備わっています。
なので、なるべく赤ちゃんに自力で寝てもらうようにするのが、親がすべきことということになります。
次の項目で、赤ちゃんが泣いたときの具体的な対応方法について解説します。
赤ちゃんが泣いたときの対応【5つのステップ】
具体的には、次の5つのステップで対応します。
- 3分待つ
- 声であやす
- トントンであやす
- 抱っこであやす
- 授乳であやす
順番に解説していきます。
①3分待つ
泣いたとしても、赤ちゃんが自力で寝る可能性があります。3分だけ待ってみましょう。
②声であやす
泣いてもすぐに抱っこせず、「ママ・パパはここにいるから大丈夫だよ」と声かけ。
③トントンであやす
からだをトントンと優しくたたきながらあやします。
④抱っこであやす
③のトントンでも泣きやまなかったら、ここで初めて抱っこします。
抱っこした瞬間に泣き止んで笑ったときは、甘え泣きの可能性があります。
もう一度声かけやトントンに戻りましょう。
⑤授乳であやす
抱っこをしてもダメなときの最終手段です。そして泣き止んできたら、寝る前に寝床に戻します。
授乳したまま寝るとそれがクセになるので、授乳したまま寝かせないように注意しましょう。
これは抱っこも同じで、抱っこで寝そうになったら寝る前に寝床に戻し、自分で寝てもらうようにします。
すべての赤ちゃんに効果的な方法かどうかはわかりませんが、我が家で実践した結果について、次の項目でご紹介します。
【寝かしつけ】我が家の実践結果
1つ前と2つ前の項目で、赤ちゃんの寝かしつけ方について解説しました。
この方法で本当に寝るのかなと不安だと思うので、我が家の実践結果をご紹介します。
6ヶ月まで
- 昼寝は1~3回で、だいたい20~30分で起床
- 19時ぐらいから寝始め、夜は一度起きるか起きないか
6~7ヶ月
- 突然夜泣きがスタート。夜中10回以上泣いて起きる
- 昼寝は以前と変わらず1~3回。20~30分で起床
もともと昼寝が短いなと思っていましたが、夜寝てくれていたのであまり気にしていませんでした。
ところが、昼寝の時間は変わらないのに突然夜泣きがスタート。
さすがにこんな生活は続けられないと思い、今回の本、マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方を購入。ただし、もちろんそんな簡単だったわけではなく、最初の一週間は大泣きでした。
特に初日は、こんなに泣いてノドがおかしくならないかなという程の泣き方で、この方法は本当に効果があるのかと心配になっていました。
しかし、見守る→声かけ→トントン→抱っこの順番で2周してベッドに置いたとき、パタっと泣き声がやみました。
おそるおそるのぞき込むと、驚くことに寝ています。
さっきまであんなに泣き叫んでいたのに、と思いながら10分程様子を見て、静かに部屋を出ていきました。
その日は夜中一度も起きず翌日の9時すぎまで寝てくれたので、妻と喜びつつも、ただただ驚いたという感じです。
2/27の夜にこの寝かしつけを始めて丸二週間経ちましたが、いまの状況はこんな感じです。
- 朝寝:寝室で1〜2時間
- 昼寝:ベビーカーや抱っこで30分
- 夕寝:寝室で30〜1時間
- 夜寝:19~20時に就寝し、朝7~8時に起床。その間1~2度起きて授乳。
日中寝る時間が増えて、夜泣きも激減。妻も僕もものすごく楽になりました。
正直すべての赤ちゃんに効果があるかはわかりませんが、寝かしつけに苦労している、夜泣きに困っているという方は、一度試してみる価値はあるかなと思います。
赤ちゃんが自然に眠くなる方法【ルーティーンを作ろう】
もう1つ寝かしつけに効果的なのが、ルーティーンを作ることです。
ルーティーンはスポーツ選手などがよく取り入れていて、野球のイチロー選手やラグビーの五郎丸選手などが有名ですね。
赤ちゃんは、「次に何をするかわかると安心する」という性質があるので、ルーティーンが効果的です。
次のような流れで、夜寝る前のルーティーンを作ってみましょう。
お風呂
↓
保湿
↓
着替え
↓
授乳
↓
歯磨き
↓
絵本読み聞かせ
↓
電気を消す
ルーティンの効果
- 赤ちゃんに就寝時間を教えることができる
- 赤ちゃんをリラックスさせ、安心させる
- 寝つきがよくなる
- 夜中に目覚める回数が少なくなる
寝かしつけのお供に【電動シャッター】
我が家では、子どもが起きたときは電気をつけるだけでなく、シャッターも開けています。
これも1つ前の項目で書いた、ルーティーンとして取り入れています。
シャッターを開けて外の光をいれながら、「○○ちゃん、おはよー」と元気よく声をかけることで、もう起きる時間なんだなと伝わればいいなと思っています。
このとき面倒なのが、シャッターの開け閉めです。
寝て起きるたびにシャッターの開け閉めをするのは大変です。
ですが我が家では寝室に電動シャッターをつけているので、開け閉めがまったく苦になりません。
電動シャッターのスイッチ
県民共済住宅では1ヶ所26,000円のオプションなので、少なくとも寝室にはつけておくと楽かもしれません。
赤ちゃんの様子が確認できる【ベビーモニター】
ベビーモニターは必須ですね。
これがあると常に子どもの様子を見られるのでとても便利です。
いろいろなタイプのベビーモニターがありますが、高い物だと1万円以上しますね。ちなみにパナソニックのこの商品は16,800円です。
これを選んだ理由は3つです。
- 場所を選ばず設置できる
- Echo Show(アレクサ)と連動できる
- 安い
小さくて軽いので、マグネットや両面テープで簡単に設置できます。
我が家はベッドのヘッド部分に置いて使っています。
Echo Show(アレクサ)と連動できるのも便利です。
Echo Showと連動することで、常にモニターに表示しておけます。
もちろんスマホでも見られますが、スマホだといちいちアプリを立ち上げないといけないので面倒です。
別のモニターで表示しておくほうが便利だと思います。
Echo Showは音楽を流したり映画も見れたりするので、持っておくと便利ですね。
最後は安さです。
1万円をこえる商品がある中、3,350円で買えるのはとても安いです。
画質が悪かったりしたら買い替えるつもりで買ったのですが、まったく問題ありません。
赤外線機能がついているので暗闇でもきちんと映りますし、動いたらスマホに通知がくるように設定したり、音声も拾ってくれます。
まだベビーモニターを買っていない、買おうと思ってるけどどの商品にするか迷ってるという方は参考にしてください。
注意ポイント
まとめ:寝室は開き戸、電動シャッターがおすすめです
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回の記事についてまとめたいと思います。
寝かしつけしやすい家づくりのポイント
- 寝室は開き戸(生活音と廊下の光を遮断)
- 電動シャッター
- ベビーモニター
寝かしつけのポイント
- 活動時間をこえる前に寝かせる
- 暗闇で寝かせる
- 授乳&抱っこしながら寝かせない
- ルーティーンを作る
また、寝かしつけはママ1人ががんばることではなく、パパも一緒に参加してもらったほうがいいと思います。
子どもが泣いているのにしばらく見守る、というのはママにとってかなりのストレスです。
我が家では平日は妻に寝かしつけしてもらい、休日は僕が寝かしつけをするという役割分担にしています。
週末だけですが、妻からは「寝かしつけしなくていいと思うと本当に楽」と言ってもらっています。
家族みんなが幸せにすごせることが大事ですね。
それでは、家づくりを楽しんでください。