こんにちは、こうすけです。
2020年11月に県民共済住宅で建てた家が完成し、現在新しい家で生活しています。
今回はWeb内覧会の第2回目、リビング編です。
リビングは1日の大半を過ごす場所なので、自分たちが生活しやすい間取り、動線にすることを意識しました。
この記事は、
- リビングの間取りに悩んでいる
- 2階リビングて不便じゃないの?
- 猫が楽しめる家にするにはどうしたらいいか
といった悩みを抱えている方におすすめです。
内容としては、
- 我が家のリビング間取り公開
- キッチンとリビングの位置関係
- 小上がりとリビングの位置関係
- リビングニッチの工夫と失敗
- 2階リビングとバルコニー
- 勾配天井の開放感
- 意外なスポットライトの実用性
- キャットステップのある家
- 2階リビングは暮らしやすいのか
- 収納はどのぐらい必要か
- 懸垂バーのある家
それでは、リビングのWeb内覧会スタートです。
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リビングの間取り
我が家のリビングの間取りをご紹介します。
我が家のリビングは2階にあり、ダイニングと小上がり畳スペース、そしてキッチンがつながっている間取りです。
キッチンとリビングの位置関係
先ほどの間取り図にもあるとおり、キッチンの横にはダイニングテーブルを置いています。
賃貸ではキッチンとダイニングが離れていましたが、隣にしたので家事が楽になりました。
ダイニングとキッチンの繋がりを意識すると家事が楽になりますね。
ダイニングテーブルは引越し後に購入しました。
横幅は150cm、160cm、180cmで迷いましたが、150cmの小さいサイズを選択。大きいとソファとの距離が近すぎるかなと思ったからです。
その代わり奥行きは90cmと広いサイズのテーブルを選びました。おかげで向かい合って座ってもゆとりがあります。
いろいろな家具屋さんを回って探したのですが、いいなと思ったテーブルが楽天で安く売っていたので楽天で買いました。
椅子はa.depeche(アデペシュ)という家具屋さんで、以前買った物をそのまま使っています。
ソファはレザーテックス素材のTrevism(トレビソ)という商品です。
レザーテックスというのは聞きなれないかもしれませんが、「皮でも布でもない新素材」で、見た目は皮に近いです。
とにかく耐久力が高いのが特長で、摩擦や紫外線変色、引き裂きや引っ張り、汗による変色に強く、熱がこもりにくい通気性能もあるという、素晴らしい素材です。
我が家は猫と子どもがいるので、耐久力があって長く使えるソファを探していました。
皮のソファが欲しいけど子どもに傷つけられるのがこわい、値段が高くて手がでない、という方は、レザーテックス素材のソファを一度見てみてください。
ぴったりのソファが見つかるかもしれませんよ。
ココに注意
ソファを壁にくっつけるのは絶対にやめましょう。クロスにソファの色がうつってしまいます。我が家は賃貸のときにそれをやってしまい、クロス張り替え代を払うことになってしまいました・・・。
キッチンについては【県民共済住宅】ウッドワンのスイージーキッチン【オプション代705,500円】を参考にしてください。
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参考【県民共済住宅】ウッドワンのスイージーキッチン【オプション代705,500円】
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小上がりとリビングの位置関係
我が家は小上がりの畳スペースを作ったのですが、これが本当に便利です。
子どもが寝返りをうつまではふとんを敷いて寝たり遊ぶスペースにして、寝返りをうつようになってからはベビーゲートで囲って遊ぶスペースになっています。
場所としてはキッチンの向かい、ダイニングの横に配置しました。
狙いとしては2つです。
- キッチンから小上がりにいる子どもの様子がわかる。
- ダイニング横に小上がりのカウンターがくるので、物を置ける。
キッチンから子どもがいる場所が離れていると、様子を見るのが大変ですし心配ですよね。
そしてダイニングと小上がりの繋がりも工夫しています。
我が家はダイニングテーブルの上がごちゃごちゃしてしまうことが多く、片づけても翌日にはまた物があふれかえってしまいます。
これだと生活していてストレスがたまるので、小上がりのカウンターを有効活用することにしました。
ダイニングテーブルと小上がりのカウンターを横に並べたことで、カウンターに物を置けるようにしたのです。
この工夫のおかげで、ダイニングテーブルの上をきれいに保てています。
カウンターや小上がりについては、小上がり畳コーナー兼スタディコーナー【県民共済住宅】をご参考にしてください。
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参考小上がり畳コーナー兼スタディコーナー【県民共済住宅】
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リビングニッチの工夫と失敗
家づくりに関するブログやインスタを見ていると、リビングにニッチをつけている家が多いですよね。
おしゃれのためにつける人が多いのかなと思っていましたが、物を置いたりスイッチをまとめることができたりと、意外と実用性もあります。
我が家のリビングニッチの使い方としては、
- 電気・インターフォン・エコキュートのスイッチをまとめる
- カレンダーをかける
- 猫のエサおき
という感じです。
この中で工夫したのは、猫のエサおきを作ったところですね。前までは床に置いていたのですが、位置が低く食べづらそうだなと思っていました。
ニッチにエサを置くようにしたところ食べやすそうにしているので、工夫して良かったです。
キッチンとも近いので、水を交換するのも楽になりました。
逆に失敗したなと思ったのが、スイッチの位置です。
写真を見ていただくとわかると思いますが、スイッチ類が適当に並んでいます。
位置を決める前に大工さんが相談してくれるだろうと思っていたのですが、いつの間にか穴が開いて場所が決まってしまっており、取り返しがつかない状態でした。
やり直せるならインターフォンの画面を右に持ってきて、エコキュートの画面を左にするとバランスがとれるかなと思います。
2階リビングとバルコニー
リビングの裏はバルコニーです。
実はこの間取りを実現したくて、最初から2階リビングを希望していました。
憧れたのは旭化成の「そらのま+」。リビングと一体となった間取りで、食事ができたり子どもや猫の遊び場になったりと、とにかく楽そう。
こんな空間ができたら素敵だなと思い、2階リビングとインナーバルコニーに憧れてました。
方向転換した理由は、インナーバルコニーにすると部屋が狭くなるからです。
本来部屋にできるはずの場所をバルコニーにするので、当然部屋の面積は小さくなります。
我が家の場合、2階はリビングの他に洗面所、お風呂、トイレ、ファミリークローゼットがあり盛りだくさん。
しかもそれぞれ広くしたいという希望だったので、インナーバルコニーをとる余裕がありませんでした。
工夫した点は2つあります。
- 猫が外を見られるように、オプションでルーバーにした。
- 屋根をぎりぎりまでバルコニーにかけられるように、両サイドに壁をつけた。
ルーバーは想定とちがったりもしましたが、猫が楽しそうにしているので満足してます。
ただルーバーの間から汚れが入ってくるので、バルコニーが汚れやすくなりますね。
気になる方はこまめな掃除が必要です。
また、県民共済住宅の標準だとバルコニーには屋根がかからないので、それだとさらに汚れやすくなってしまいます。
そこで、我が家はバルコニーの両サイドに壁をつけました。
こうすることで、バルコニーの半分には屋根がかかった状態にできました。
勾配天井の開放感
2階リビングならではとして、思いっきり勾配天井にしました。
天井は標準の245cmですが、勾配天井があるおかげで圧迫感はまったくありません。
しかも大工さんが、「設計図より高くできたので高くしておきました」と、想定より勾配天井を高くしてくれました。
気が利く大工さんで良かったです。
勾配天井は木目調にしたかったので、リリカラの木目調のクロスを貼ってもらいまいした。
クロスについては別の記事でまとめたいと思います。
スポットライトの意外な実用性
勾配天井にしたことで、リビングのど真ん中に大きな梁が通ることになりました。
梁のままだと木がむき出しなので、梁にも木目調のクロスを巻いてもらいました。
そして梁にはスポットライトをつけました。
スポットライトをつける人は100%おしゃれのためだと思っていましたが、使ってみるととても便利なことが判明。
赤ちゃんの目にとても優しいんです。
赤ちゃんは常に仰向けなので、ライトの光を直接見てしまいます。
電球色にしておけばマシかもしれませんが、それでもまぶしそうにしていました。
どうしたらいいかなと悩んでいたのですが、スポットライトを使う作戦を思いつきました。
こうすると赤ちゃんの目にライトが当たらなくなるので、まぶしがることもなくなりました。
ダウンライトを切ると多少暗くなりますが、ダイニングのライトをつけておけばほとんど気になりません。
赤ちゃんがいるご家庭は、スポットライトをつけるというのもおすすめですよ。
キャットステップのある家
先ほどのニッチの話でも触れましたが、我が家は猫を一匹飼っています。
家を建てるにあたっては、猫が楽しめる家にしたいねと妻と話していました。
バルコニーのルーバーやニッチのエサ置き場は猫のために導入したのですが、一番力を入れたのがキャットステップとキャットウォークです。
勾配天井なので、高い位置にキャットステップとキャットウォークがあっても圧迫感がありません。
本当はリビングの真ん中を通る梁を使って猫が一周できるようにしたかったのですが、梁の幅が15cmしかなく、歩くのは危ないなと思いやめました。
その代わり、キャットウォークの幅を45cmと広くし、キャットステップも30cm×30cmと広めの板をつけることにしました。
キャットステップのつけ方は設計のときと実は変えています。
設計図通りに作ると、キャットステップからキャットウォークに移るときに、間にある化粧梁に頭をぶつけてしまうことがわかったからです。
住んでから変えた点としては、キャットステップの下にキャットタワーを置いたことです。
元々はソファの後ろに置くつもりだったのですが、思ったよりスペースをとり変更しました。
ちなみにうちの猫は一時期6キロぐらいまで増えてしまったので、大きめのキャットタワーを使っています。
大きめの猫は大きいキャットタワーを使うと爪とぎなども安定するのでおすすめです。
同じ商品がいまは出ていないようですが、こんな感じのキャットタワーを使っています。
そして一つ工夫したのが、キャットウォークの上にさらに板をつけたことです。
ここには小窓をつけて、寝ながら外の様子を楽しめるようにしました。
しかし、引越してから3ヶ月経ちましたが、上まで登ってくれたのは数える程・・・
しかも自分で登ったのはまだ一度で、他のときはキャットステップの途中に抱っこして乗せて、ようやく登ってくれたという感じです。
あんなに考えて工夫したのに、、と複雑な心境ですが、使うようになってくれるのを気長に待つしかないですね。
キャットステップについては、県民共済住宅で造作キャットステップ【愛猫のダイエットに最適】も参考にしてください。
2階リビングは暮らしやすいのか
2階リビングは果たして暮らしやすいのか、気になる方もいらっしゃると思います。
結論としては、若いうちは問題ないと思います。
高齢になり階段の登り下りが大変、という段階だと厳しいと思いますが、若いうちは問題なく暮らせます。
老後のことまで踏まえた間取りにできればベストですが、そこまで考えると制約が多すぎて間取りが決められなくなってしまいます。
(老後はマンションに住みたいとか平屋に住みたいとか、状況によって考えが変わると思うからです)
70才ぐらいなら元気に階段を登り下りできるはず、ということで2階リビングを導入しました。
どちらかというと気になるとしたら、小さいお子さんがいるご家庭かなと思います。
- 抱っこしながらの登り下りが怖い。
- 階段から落ちるのが怖い。
もちろん1階リビングでも登り下りは必要ですが、2階リビングの方が回数が多くなります。
また、ハイハイしたり歩くようになると階段から落ちてしまわないか心配になりますね。
対策としてはベビーゲートを設置するか、リビングのドアと階段が一直線にならないようにするなど、間取りでカバーするしかないと思います。
そうはいっても、2階リビングにする一番の理由は日当たりだと思います。2階じゃないと日が当たらないという土地なら、迷わず2階リビングを選ぶべきです。
日当たりはリフォームをしても直せないので、リビングに日が入るかどうかは非常に重要です。
我が家は1階だと日があまり入らないので、2階リビングにして正解でした。
1階は今の時期だとあまり日が入らないので、1階リビングにしていたら後悔していたと思います。
日当たりについてはハウスメーカーや工務店に相談して、シミュレーションしてもらいましょう。
県民共済住宅の場合だと日当たりのシミュレーションはしてもらえないので、我が家は個別に頼んだ間取り診断で検討してもらいました。
あとはマイホームデザイナーなどのパソコンソフトや、日当たり君というフリーソフトもあるようです。
マイホームデザイナーは簡単に間取りや外観を作れるので、有料ですがおすすめです。
日当たり君は使ったことがないので、調べてみて使うかどうかご判断ください。
いずれにせよ、日当たりは後で変えられないので、必ず検証してから間取りを確定させましょう。
収納はどのぐらい必要か
リビングに収納はどのぐらい必要でしょうか。
実際に住んでみての感想としては、多くて困ることはありません。
それはそうだと思うかもしれませんが、リビングはただでさえ物が多い場所です。
それらを収納するスペースがないと物があふれてしまうので、収納は計画的に考えるのがおすすめです。
なので、具体的に何をリビングにしまう必要があるかを検討しましょう。
参考に我が家がリビングに収納している物をご紹介します。
- 筆記用具
- 薬
- ドライバーなどの工具類
- レシピ本
- コーヒーや青汁などのストック
- 絵本
- 子どものおもちゃ
- WiFiルーター
このような物を収納しています。
特におもちゃや絵本はこれからも増えていくと思うので、収納を工夫しないといけないなと考えています。
リビングにあると便利な物は多いので、何が必要かを考えて収納スペースを検討してみましょう。
懸垂バーのある家
最後はみんなの憧れ懸垂バー。
これは完全に僕の希望でつけさせてもらいました。
最初はうんていをつけたかったのですが、スペース的につける場所がなかったのと、予算オーバーだったので諦めました。
ですがせめて懸垂バーはつけさせてくれと妻と設計士さんにお願いし、呆れられながらもつけることができました。
懸垂バーは中島鉄工建設さんという会社にオーダーメイドで作ってもらい、素晴らしい物が完成しました。
サイズは、横幅90cm、高さ35cmです。
つけるに当たっては問題も発生しましたが、なんとか無事につけることができ一安心。
日々使わせてもらっています。
また、懸垂バーとしてだけじゃなく物干しとしても大活躍。
我が家は基本洗濯乾燥機を使っているのですが、子ども服など乾燥機にかけられない服もあります。
物干しスペースは洗面所に後付けで作ったのめすが、部屋が乾燥しているときなどは懸垂バーに干すこともあります。
懸垂バーやうんていは後からでもつけられますが、家を建てるときが一番スムーズだと思うので、興味のある方はぜひ検討してみてください。
そして注意点ですが、懸垂バーは必ず梁に取りつけましょう。
現場監督さんや大工さんに懸垂バーをつけることをきちんと伝えて、対応してもらいましょう。
まとめ:間取りと動線にこだわりましょう
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
リビングは一日で一番長く過ごす部屋だと思います。
リビングで快適に過ごせるかは家の満足度に大きく関わってくるところなので、ぜひこだわりたい場所です。
キッチンや和室、庭などとの関係性なども意識して、あなたの家族にとって暮らしやすいリビングを作ってください。
それでは、素敵な家づくりを楽しんでください。