こんにちは、こうすけです。
2020年に県民共済住宅で家を建てて、現在は新居で暮らしています。
引越しすると家に関してはもうやることがないと思いがちですが、まだ大事な仕事が残っています。
我が家と同じように去年家を買った方は、住宅ローン控除を利用するには確定申告が必要です。
でも確定申告って、なんとなく難しそうなイメージがありませんか?
書類の書き方がわからない、そもそも何を準備したらいいかもわからない……。
僕も同じで、初めての確定申告に戸惑うばかりでした。
でも調べていくうちに、確定申告はそんなに難しくないことがわかりました。
スマホかパソコン、そしてプリンターさえあれば簡単に手続きできてしまうんです。
さらに驚くことに、今年からはスマホ×マイナンバーカードを活用することで、オンラインで手続きできるようになりました。
新型コロナウイルスの影響で、なるべく税務署に来る人を減らしたい、という考えがあるようです。
ただ僕もチャレンジしてみたのですが、スマホ×マイナンバー方式はうまくいかず断念。
スマホ(orパソコン)×プリンターを使い、添付書類は郵送することにしました。
マイナンバー方式と比べると郵送という手間は増えてしまいましたが、入力自体はとても簡単でした。
手続きの流れを画像付きで解説していきますので、ご参考にしてください。
注意ポイント
この記事はあくまで手続きの流れを解説するだけなので、税金について詳細に知りたいという方は、税務署にお問い合わせください。
- そもそも確定申告とは何か
- いつからいつまでに申告すればいいのか
- 必要書類は何か
これらの疑問については別の記事で解説しているので、そちらの記事もあわせてご覧ください。
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参考【住宅ローン控除】確定申告に必要な書類はこの6つ
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それでは早速見ていきましょう。
【画像34枚で解説】スマホ(orパソコン)で確定申告
まずは書類の準備が必要です。
別の記事で詳しく解説していますが、下記6つの書類を準備しましょう。
- 源泉徴収票
- 住宅の売買契約書or工事請負契約書(写し)
- 土地の売買契約書(写し)
- 借入金の年末残高等証明書(原本)
- 土地・建物の登記識別情報(原本)
- マイナンバーカード(ない場合は、通知カード+免許証など)
これらの書類が準備できたら、実際に申告手続きを進めていきます。
「国税庁 確定申告書等作成コーナー」を開きます。
すると、下の画像の画面が出てきますので、あとは画像の順番通りに進めていきましょう。
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もっと詳しく
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なぜか最初に聞かれた質問と同じ内容ですが、答えないと先に進まないので答えましょう。
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ポイント
あくまで、源泉徴収票に書いてある数字をそのまま入力していきます。
すべて入力したら、右下の入力内容の確認を押します。
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ポイント
給与所得の入力のところが少し難しいかもしれませんが、源泉徴収票の数字を入力すれば大丈夫です。
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医療費控除を使う方は、医療費控除を入力します。
また、年末調整で反映できていない生命保険料控除、地震保険料控除などがあれば、ここで入力できます。
そしてこのページで注意したいポイントが、寄附金控除です。
注意ポイント
この画面の上の方に注意事項が書いてありますが、ふるさと納税ワンストップ特例を申請していたとしても、確定申告を行うとその適用を受けることができません。
つまり、ふるさと納税の申告もあわせて行う必要があるということです。
それを入力する項目が、「寄附金控除」となります。
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土地から注文住宅を建築した場合は、上から2番目の「住宅の敷地となる土地を借入金等により購入した後で住宅を新築した」をチェックします。
そしてその下で、土地を購入した日と住宅に居住を始めた日を入力し、次へ進むを押します。
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「はい」を選択すると、2年目以降の年末調整に必要な証明書を税務署が送付してくれます。
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売買契約書や登記事項証明書に書いてあるので、それらを見ながら入力していきましょう。
入力が完了したら、次へ進むを押します。
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我が家は産まれたばかりの子どもがいるので、16歳未満の扶養親族がいる方の入力項目に、子どもの名前や生年月日を入力しました。
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A4サイズの普通紙で片面印刷してください、などが書いてあるので、一度読んでおきましょう。
帳票表示・印刷を押すと、確定申告書の書類などがPDFで立ち上がります。
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お疲れさまでした!!
あとは税金が還付されるのを楽しみに待っていましょう。
注意ポイント
申告書B第一表の名前の横に印鑑を押す箇所があるので、忘れずに押しましょう。
また、生命保険料控除、地震保険料控除、ふるさと納税などの手続きも行った場合は、各種証明書を添付書類台紙にのりづけして提出します。
2年目以降は年末調整でOK【注意事項あり】
1年目は確定申告が必要でしたが、2年目以降は年末調整でOKです。ただし、1点注意が必要です。
先ほどのQ21のところでも書きましたが、年末調整の際に提出する書類が、税務署から残りの期間分まとめて送られてきます。
毎年の年末調整で必ず使うので、どこに保管したか覚えておきましょう。
住宅ローン控除で40万円返ってこない場合がある
住宅ローンを借りると毎年40万円、10年間で400万円税金が返ってくるというイメージがありますが、もっと少ないケースもあります。
住宅ローン控除はあくまで税額控除なので、払っている税金が40万円より少なければ、当然返ってくる金額は40万円を下回ってしまいます。
さらに詳しく
所得税から引いて残った分は住民税から引かれます(上限あり)。
まとめ:確定申告は難しくありません
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
確定申告は難しいイメージがありますが、必要な書類さえ準備できれば難しくないことがわかったと思います。
確定申告のことや必要書類を詳しく知りたいという方は、下記の記事も参考にしてください。
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参考【住宅ローン控除】確定申告に必要な書類はこの6つ
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